週刊少年Pox《副編マキノの独白》
2010年10月24日コメント (10)突如として大半の執筆陣を失った週刊少年Poxは最早雑誌としての体を成さず、代原担当のレオパルドンは膨大な執筆量に悲鳴を上げながらついに精神病院に収容され、あわや廃刊か、良くて休刊という最悪の事態を迎えていた。
何を考えているのか皆目見当も付かない044編集長以外の部員は皆一様に絶望的な顔を付き合わせている。
誰一人として音沙汰の無い執筆者、精神病院に収容された代原担当レオパルドン、全く当てに出来ない044編集長、全てを諦めて転職の準備を始める編集部員…これら全ての符合が、かつて無い危機的状況を醸成していた。こうして途方に暮れている間にも、印刷会社への入稿期限は刻一刻と迫っている。
業を煮やした私は044編集長に詰め寄り、一体何故このような状況に陥る羽目になったのか糾弾したのだが、この男はその全ての追及に対し、まるで蛇の如きしなやかさでのらりくらりとかわしきるのだった。
最早打つ手も無く、全ての希望が断たれたと思われたその時、けたたましい音と共に、編集室の扉が開かれた。全員の視線と意識が集中する。
「やっと来たな」
044編集長が口元を歪めながら呟いた一言を、私は聞きもらさなかった。
続く?
何を考えているのか皆目見当も付かない044編集長以外の部員は皆一様に絶望的な顔を付き合わせている。
誰一人として音沙汰の無い執筆者、精神病院に収容された代原担当レオパルドン、全く当てに出来ない044編集長、全てを諦めて転職の準備を始める編集部員…これら全ての符合が、かつて無い危機的状況を醸成していた。こうして途方に暮れている間にも、印刷会社への入稿期限は刻一刻と迫っている。
業を煮やした私は044編集長に詰め寄り、一体何故このような状況に陥る羽目になったのか糾弾したのだが、この男はその全ての追及に対し、まるで蛇の如きしなやかさでのらりくらりとかわしきるのだった。
最早打つ手も無く、全ての希望が断たれたと思われたその時、けたたましい音と共に、編集室の扉が開かれた。全員の視線と意識が集中する。
「やっと来たな」
044編集長が口元を歪めながら呟いた一言を、私は聞きもらさなかった。
続く?
コメント
手記というような内容では無い事に気付いたので独白に変更
「あれ? どこだここは? 鍵がかかってるぞ?」
「おーい、開けてくださいよー!」
ガタガタ! ガダン! ガチャガチャ……
大半って言っても、2/3は残っているじゃないですか。
静養して下さいw
ばね氏〉
Poxが端数切り上げである事を忘れてもらっては困りますねwwww